オイル交換とスラッジ

  • 2018.05.24 Thursday
  • 21:30

エンジンオイルを自分で交換するとかなりの節約ができます。原付の規定オイル量は1L以下なので、交換一回あたりのオイル代も安いので尚更です。オイル注入口等の位置が違うだけでアドレスV50などスクーターでも要領は同じですので、維持費のコストダウンを目指しましょう。

 

 

写真のようにつまみの付いたキャップがある所がオイル注入口です。オイル交換は事前に数分ほど暖気運転するか出かけたあとにやりましょう。オイルがよく抜けます。そういうわけで、いつも夜にやっています。

 

 

まずはオイルの受け皿を用意する必要があります。一番手軽なのは廃油パックを使うことです。原付のオイル量は多くないので、廃油パックを数回使い回すことができます。

 

 

私はこのようにビニール袋を層にして中に古新聞を破って敷き詰めたものを使っています。新聞紙をよく千切ってたくさん詰めることがよくオイルを吸収させるためのポイントです。オイル交換のときにはいつも千切りまくっていますが正直面倒臭いので、そのうち廃油パックに移行すると思います。

 

それでは古いオイルを排出するためにドレンボルトを外しましょう。カブやスクーターなど車種によってオイル注入口と同じく、ドレンボルトの位置も変わってくると思います。違うボルトを外さないように注意しましょう。既に経験済みです。

 

カブ タクト アドレスV50 ジョグ ドレンボルト AA04 AA09 AA07 JA10 JA44 CA4BA CA42A CA44A AF75 AF79

 

写真では赤いボルトが一本見えますが、これがドレンボルトです。武川というメーカーのマグネット付きドレンボルトを使っていて、色付きなので一目瞭然、間違えることがありません。純正は周りと色が同じなので慣れないとかなり分かりにくいし、慣れていても見間違えることがあります。ドレンボルト左奥にあるのはステップのボルト、右奥にあるのはカムチェーンテンショナーのシーリングボルトです。

 

AA04(多分AA09も)の純正のドレンボルトは19mmでデカいです。手持ちのメガネレンチではサイズが無く、19mmのソケットも持っていません。車両の真下にあるので持ち手が短いと回すスペースもありません。

 

 

両メガネレンチの17mmと19mmを購入しました。ここで失敗したのですが、17mmは既にセットに入っていたので、19mmと21mmを買えば良かった。19mmの大きめのメガネレンチは持っているとマフラーピボットナットやリアアクスルナットを回すときに便利です。

 

これを使って少しだけドレンボルトを緩めます。次に、手である程度回したら真下に受け皿を置いて、再びメガネレンチで外れるまで緩めます。ここで注意なのですが、どの程度回せばドレンボルトが外れるか分からない場合(慣れていない場合)は最初から最後までメガネレンチやソケットレンチを使って回すべきです。車両下にあるドレンボルトを外すとすぐにオイルが排出されてきますので、暖気後の熱々のオイルに素手で触れてしまえば火傷します。軍手などは着用すべきです。また、手である程度回すと言っても外れるギリギリまで回すわけではありません。あまり危険な見極め作業はやらないようにして下さい。

 

オイル排出の後半では、一滴ずつポタポタと落ち始めます。オイル滴が切れるまで待つのに私は三十分ぐらい時間を置いています。その間に他の準備をしましょう。まずはオイルを抜いてから色々と準備した方が作業がスムーズです。

 

スーパーカブ マグネットドレンボルト スラッジ

 

外れたドレンボルト(ワッシャ付き)です。先端に黒いものが付着しているが分かりますね。これはエンジン内をオイルと一緒に循環していたスラッジ(鉄粉)です。マグネット付きドレンボルトは先端にある強力な磁石がスラッジをキャッチしてくれる機能があるのです。

 

 

鉄粉を取ってパーツクリーナーを噴きました。さっきの写真とは大違いで、結構な量のスラッジが付着していたのが一目瞭然です。原付は排気量ゆえに高回転で回しがちなのでスラッジが出やすいと思います。メーカーのマニュアルでは一年ごとや走行3000kmとありますが、エンジンを回しがちであれば三か月に一回ぐらいのペースで交換しても良いのではないでしょうか。一年に一回の交換だとエンジンオイルがほとんど吸われてしまって(熱で蒸発してしまって)、ほんの少しのオイルしか残っていませんでした。ドレンボルトを外したら、ちょろっと水道管に残っていた水のような出方をして終わりです。あれにはびっくりしました。どう考えてもエンジンに悪い予感しかしないので、横着せずオイル交換を行うべきだと勉強になりました。実際、私の車両はオイル管理が最初できていなかった分もあって、スラッジの量が多めだと思います。それ以外の原因も判明しているのですが、どうにせよマグネット付きドレンボルトはエンジンの調子を保持するのに多大な貢献をしてくれます。できれば新車時から導入するのが理想です。(自分は新車購入一年後だった。)

 

スーパーカブ モンキー グロム アドレス マグネットドレンボルト

 

純正のドレンボルトとの比較です。純正は本当にどのボルトなのか分からないぐらいにそっけないですね。色の違いは元より、ボルトの頭の大きさが違うことが分かります。武川のドレンボルトは頭の部分が二回りほど小さくなって、14mmのメガネやソケットで外せるようになります。先端のマグネット並に良い点で、手持ちのソケットで外せるようになりました。

 

 

ネジ部の太さは同じです。ここが違ったらそもそも装着できません。頭の一面幅が明らかに違うことが分かります。

 

肝心の価格ですが1500円近くしたのでドレンボルトにしてはやや割高でした。機能面では文句無しですが、調べると1000円ちょいで買えるメーカーの物もあるので、原付で使うのにはそちらの方がコスト面で優秀です。マグネット付きドレンボルトはかなりおすすめですが、買う前には自分の車種のドレンボルトの規格を良く確認して下さい。

 

オイル交換 ワッシャ 再利用

 

ドレンワッシャです。写真左が新品です。これは毎回新品交換となっているのですが、普通に再利用しています。錆びたり目に見えて変形していたりしなければ問題無いと思います。写真でも見た感じボルトの跡が薄っすら見えるぐらいです。使用済みの方には斜めの線傷が見えますが、これは最初からの加工痕です。再利用でオイル漏れしたことは今のところ無いです。このドレンワッシャは純正ではありませんが、純正と同じアルミ製かつ安価で入手もしやすいので重宝しています。

 

ドレンボルトの装着の際にはワッシャを付けるのを忘れないようにしましょう。また、ドレンボルトを締め過ぎないように注意して下さい。

 

そろそろ肝心のオイルを準備します。メーカー指定(メーカー純正)のオイルを買うのが確実なのですが、メーカー純正のそれは値段がやや高めです。スーパーカブのメーカー指定はホンダG1で1L千円近くします。コストが第一の私にとって鉱物油でこれは高すぎます。最初はG1やG2を使っていたのですが、最近使っているのはAZのオイルです。化学合成油で1L500円以下という驚異のコストパフォーマンスの良さが魅力です。これを知ってからはオイルはAZ一択になりました。

 

※この記事の更新後にAZのオイルは値上がりしました。

 

スーパーカブ モンキー グロム アドレス オイル交換

 

オイルジョッキも用意します。車種それぞれの規定量をしっかり守りましょう。指定オイルや規定量の書かれたステッカーが貼られていると思いますので、適当な仕事をしなければ早々量を間違えることは有り得ないはずです。

 

オイルフィラキャップを外します。固い場合にはタオルなどをあててから、ペンチでぐっと回してみましょう。ワッシャを忘れずにドレンボルトを締めたのを確認したら、あとはオイルを注ぐだけです。オイルの最期の一滴が切れるまでオイルジョッキを持ち続けると腕が痛くなります。ある程度で切り上げるのが良いでしょう。

 

スーパーカブ オイル管理 オイルゲージ 確認方法

 

オイルフィラキャップはオイルレベルゲージも兼用していてオイルが適量か否か確認できるのですが、このように変色してしまって良く見えません。とりあえず、先端にオイルが付着していることは分かりますが、あくまで規定量あることを最低限確認するためのものです。マニュアルでは先端のゲージ部分(縞模様)の下端から上端までの範囲内に収まっていれば良いとのことです。正直、これでいちいち確認するぐらいなら定期的なオイル交換で適量を保った方が早いかと思います。まず見えません。

 

スーパーカブ オイル管理 オイルゲージ 確認方法

 

ちなみにオイルゲージの正しい測り方はこのようにねじ込む前の状態です。締め切ってからではありません。また測る前には付着しているオイルを拭き取りましょう。規定量入っていることを確認したら、オイルフィラキャップを締めます。手の力でぐっと締めるぐらいで十分です。あまり固く締め過ぎると次のオイル交換で固着してしまって苦労します。


これでオイル交換は終了です。物が揃っていれば大変簡単な作業です。オイルの銘柄選びから始めればコスト面での恩恵が大きい作業なので是非やってみてください。私の環境だとバイク屋でG1を入れるとした場合に、自前でやれば二倍ほど節約ができる計算です。走行環境に合わせたオイル管理が自分でできるようになるのもメリットです。

 

 

今回使ったもの

SP武川 ドレンボルト レッド

ガレージゼロ アルミ製ドレンパッキン(ドレンワッシャ)

AZ オイルジョッキ フタ&こし網付き 1L

AZ エンジンオイル 4L 10W-40 SL/MA2

 

 

今まで使ったオイルの銘柄色々

オイル交換とスラッジ除去・マグネットドレンボルトの効果

 

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