赤錆を赤錆転換剤で黒錆にする

  • 2018.08.23 Thursday
  • 22:40

今回は赤錆転換剤を使ってみます。

 

ブルーイングした風防の金具ですが、今までは錆びていなかったのが、夏場になってから途端に錆びるようになってしまいました。高湿度が赤錆を形成する助けになってしまったようです。一度錆び出すともう止まりません。

 

最初は赤錆が浮くごとに防錆オイルで拭き取っていたのですが、数日後にはまたすぐに赤錆が浮くような状況となってしまい、いちいち拭き取るのもいよいよ面倒臭くなってきます。今年は尋常ではない暑さなので、滝汗を流しながらになってしまうので尚更です。

 

そんなわけで、どうせなら錆びるだけ錆びさせてから赤錆転換剤を使ってみようと考えるに至りました。赤錆転換剤とやらがどれほどのものか試してみたいですしね!

 

まずは思う存分錆びてもらうおうじゃないか、ということで一週間ほど放置しました。

 

バイク 赤錆 綺麗にする

 

 

 

 

 

いやあ、錆びましたねえ。せっかくブルーイングしたのになあ。いい感じに赤錆ががっつり根を張っています。

 

ブルーイングし直す、という手もあったのですが同じことを繰り返しても面白味がないので、このまま行きます。

 

ソフト99 赤サビ転換防錆剤 レビュー

 

いつも通りにケミカルを購入。ボディ用とはありますが、赤錆に種類なんてありませんので車バイク以外にも使えます。

 

赤錆転換剤は赤錆である酸化鉄(II)Fe2O3を黒錆である酸化鉄(II,III)Fe3O4に転換させるケミカルです。錆と一口で言っても黒錆は表面を被膜で覆うことで保護し、錆で防錆ができるという面白い機能があります。一般的に錆というときには赤錆を指しています。このあたりは以前の記事と同じ内容になるので割愛します。

 

ソフト99 赤サビ転換防錆剤 使い方

 

ピンク色の薬液を付属のカップに注ぎます。これを同じく付属の小筆で塗りつけて行きますが、存外に薬液は伸びるので、小物であれば液量が少なめでも十分足ります。今回の作業だと写真の液量でも多すぎるぐらいでした。

 

薬液は粘性があり、すぐに固まってしまうので、塗る対象以外に垂れ落ちることがないように注意します。これを剥がすのは耐水ペーパーなどで削るしかないと思うので、付着するとアウトですよ。

 

いちいち風防を分解するのも面倒臭いので組み上げたまま作業します。赤錆の生じている部分にパパッと塗って行きます。

 

塗り残しが無いように一回塗ったら15分ほど放置してから再び重ね塗りをします。完全に反応が終わって固まるまで2~3時間ほどかかります。都合二回の塗りで終わるのは説明書通りの話で、赤錆が"残る"部分もありました。反応を見ながら、重ね塗りを繰り返しました。

 

やっていることは塗るだけです。液ダレしないように注意してやれば、簡単でかなりお手軽です。

 

そして、こんな感じになりました。二週間ほど経過した写真です。

 

原付 赤錆 落とす

 

バイク 赤錆 黒錆にする

 

赤錆で真っ赤だったのが黒錆で真っ黒になっています。

 

赤錆が消えるわけではないのでよく見ると表面がザラザラですが、赤錆への対処としては十分な効果を発揮しています。

 

赤錆で見苦しかったのがすっかり解消されました。

 

 

 

おや? こちらは薄っすらと赤みが見えます。これは塗りが薄かったり、黒錆の上にまた赤錆が生じているのです。

 

それでも、ある程度で赤錆の進行が止まっていて前よりは格段に錆びづらくなっています。黒錆は勿論ですが、薬液の成分なのかやや艶のあるシリコンのような被膜が出来上がります。ケミカルの効果が確認できたところで赤くなっている部分にさらに重ね塗りすると、しっかり黒くなって目立たなくなりました。数週間置いてからまた塗っても大丈夫です。

 

色はまさにペンキの黒なので、下地の色によっては全面的に塗らないと色ムラで見た目が改善されないなんてこともあるかもしれません。今回はブルーイングしていたので部分的でもあまり目立たず、良い意味で思惑が外れ、ブルーイングしたことが無駄にはなりませんでした。

 

試してみた結果、赤錆転換剤はかなり良い!

 

何でこんな風防の金具相手に色々やってるんだと思うこともないわけですが、色々試せるのでそれなりに楽しんでいます。

 

うーむ、それにしてもブルーイング液にアルミ用のアルミブラックを使ったのが駄目だったのでしょうか。本来は鉄には鉄用のスチールブルーを使うのが正しいわけですからね。

 

これがまた赤錆だらけになるようであれば、またブルーイングしてみようと思います。

 

 

補足

 

今回はややズボラな方法で塗りました。

 

 

これがパッケージ裏の説明書なのですが、メーカーの使用方法では下地処理を行っています。

 

事前に耐水ペーパーなどで表面の汚れを落とすとありますが、これはある程度の赤錆も塗る前に削り落とすことを示唆しています。綺麗な仕上がりを目指すのであれば、やや手順を踏む必要がありますね。下地処理を飛ばしてもとりあえずは問題無かったというのが今回の記事内容でもあります。パーツクリーナーで脱脂ぐらいはすると良いかと思います。

 

どうせ塗るのであれば、余すことなく塗りたくらないと塗り残しや塗りの薄い部分が錆びます。小物であれば分解してから丁寧に全面的に塗るのが一番でしょう。やはり一番は説明書通りに下地処理をやることです。


単純な防錆の話であれば、錆びる前に防錆オイルを塗り付けるのがもっとも確実な感じです。すぐに錆びるときや、赤錆が落とし切れないほど食い込んでしまって見た目が悪いときに使うのが、このケミカルの正しい?使い方になると思います。

 

それにしても赤錆の話を結構しているような気がします・・・。避けては通れぬ道なんですね〜。

 

 

今回使った物

SOFT99 赤サビ転換防錆剤

 

下地処理

SOFT99 耐水サンドペーパー

SOFT99 シリコンオフ

 

おすすめ

AZ 長期防錆オイル 50ml

 

 

過去記事:錆びた金属をブルーイングして綺麗にする

 

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