エアクリーナーとインシュレータの外し方

  • 2018.10.23 Tuesday
  • 20:20

今回はスロットルボディも含めてエアクリーナーからインシュレータまで、シリンダーヘッド上に鎮座する機関を全てユニット丸ごと外す方法を紹介します。個々に分解する必要性はありません。

 

エアクリーナとインシュレータ

 

エアクリーナーボックス、スロットルボディと続いてインシュレータがシリンダーヘッドに接続されています。インシュレータとは英:insulatorのことで意味は絶縁体、防音材、断熱材など複数の意味を持っています。車バイクの場合では緩衝材としての意味合いでインシュレータと呼ばれることも多々あるようで、今回の場合ではスロットルボディとシリンダーヘッドの間を取り持つ土台のようになっています。

 

これらの部分に目的は無いのに外す必要に迫られることが多いです。シリンダーヘッド周りで何かやろうとすると干渉して作業にならないからです。特にエアクリーナーボックスは占有空間が大きく、シリンダーヘッドの前へ覆い被さるような位置なのが分かると思います。

 

要するに、邪魔だから外します。実は車体が共用のAA04とJA10でこの作業の必要性の有無にも差が生じてくるわけですが、それはまた今後の記事へ回します。

 

 

過去記事:外装の外し方

 

最初に外装をパパッと外しましょう。外装の外し方は過去記事を参考にして下さい。

 

スーパーカブ AA04 スロットルボディ カプラ

 

まずはスロットルボディに接続されているカプラを三つ外します。

 

[1]インジェクタ2Pカプラ

[2]センサユニット5Pカプラ

[3]IACバルブ4Pカプラ

 

新車時ままだと黒色のハーネステープでぐるぐる巻きにされているので剥がしましょう。

 

一つだけ分かりづらいのは[1]のカプラです。奥まった所にあって暗いと見えません。指が太い人だと"つまむ"のも一苦労だと思います。

 

スーパーカブ AA04 インシュレータ 外し方

 

インシュレータの左右ボルト二本を外します。インシュレータはこのボルトで固定してある部分から少し上でスロットルボディに黒バンドで取り付けられています。分かりやすく言うと黒い部分がインシュレータで、その上の灰色はスロットルボディです。

 

この部分は狭いので写真奥側のボルトはメガネレンチでないと届きません。

 

スーパーカブ AA04 エアクリーナー 外し方

 

同じくエアクリーナーボックスの左右ボルト二本も外します。実はこの合計四本のボルトだけで固定されています。

 

スーパーカブ エアクリーナー 外し方

 

ハンドルを切って、エアクリーナーボックスとインシュレータを左(写真手前側)へ抜き出します。繋がっているので同時に抜き出して下さい。

 

インシュレータはやや浮かすようにすると動きます。

 

 

 

ユニットを丸ごと抜き出したら、エアクリーナーボックスをメインパイプの上に引っ掛けるように置きます。

 

おお、かなりスッキリしましたね!

 

これでシリンダーヘッド上にスペースが確保できました。ユニットが自重で落ちないように位置には注意して下さい。上手い具合に乗っかるので、大きく揺らしたりしなければ大丈夫です。風の吹く屋外で心配であれば、荷締めベルトなど紐でぐるぐる巻きにしておきましょう。


手順は簡単なように見えますが、実際やってみると、これがまた言葉で説明するには難しいコツが必要です。早い話が難しかったです。まず、エアクリーナーボックスをフロントフェンダーに干渉させず定位置から解放するのが大変です。インシュレータもぴったりシリンダーヘッドと密着しているので、うまく隙間を開けないとずらすだけでも一苦労です。力任せにやってしまえば、フロントフェンダーなど各所に擦り傷が付いてしまいます。

 

エアクリーナーボックスを抜き出すのが一番難しいので、エアクリーナーカバーを外す方法もあります。手間はかかりますが、そうするとスペースにかなり余裕ができるので、かなりやりやすくなります。初めてやる人は、この方法がおすすめです。

 

エアクリーナーの分解と点検方法

 

組み立ては逆順です。インシュレータとエアクリーナーボックスを定位置に収め、位置が曲がっていないか確認してからボルト四本を仮締めしてから本締めします。最後にカプラを接続するのを忘れないようにしましょう。実際の作業だと、ここまで組み戻すとようやく終わったなあって感じがします。

 

ちなみにインシュレータにはOリングが嵌められていて、分解毎に新品交換と指示されています。正規の手順では、ワッシャやOリング、ガスケットは全て分解毎に新品交換なのです。しかし、素人が正直にこれを守っているとコストが馬鹿になりません! インシュレータ・Oリングなんて新品で一個500円近くします! 高い!


正直なところ、オイル漏れしない限りはワッシャ・Oリングは再利用しても全く問題無いです。新品交換するかは、その箇所ごとに判断しています。うーん・・・、インシュレータの場合は分解するのが面倒なので、毎回新品交換しても良いかもしれません。新品のOリングはエンジンオイルを塗布してから取り付けます。

 

シリンダーヘッド 燃焼室

 

分解時にはここから燃焼室へ塵や埃が侵入しないよう注意しましょう。この中で吸気、圧縮、燃焼、排気が行われています。まさしく、4ストロークそのものの機関部ですね。

 

 

おすすめ

SK11 ソケットレンチセット 差込角:9.5mm 12PCS

SUN UP 荷締めベルト 4m

 

 

■参考

・インシュレータ・Oリング 29X2.4(部品番号:91304-KPH-700)

シリンダーヘッドは同じですが、AA09にも使えるかは不明です。

 

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