FIコンを導入する・設定編

  • 2019.02.14 Thursday
  • 23:35

FIコンの設定をしましょう。この設定方法も分かりづらいので勘違いしないよう注意して下さい。

 

武川 FIコントローラー スーパーカブ

 

FIコンは中央のダイアルをマイナスドライバーで回して調整します。

 

マイナスドライバーは垂直に当てて、ダイアルをこじらないようにします。

 

 

まずFIコンの番号が"0"になっていることを確認して下さい。この状態でキーオンにします。(上の写真は"5"なので気を付けて下さい。)

 

正常に機能していれば、ここで赤と緑のLEDが点灯するはずです。赤緑同時点灯→赤のみ二回点滅→赤緑消灯→緑点滅の順ですが、赤の二回点滅は一瞬なので見逃さないように目を凝らします。ちゃんと二回点滅したか不安な場合は、キーオフにしてまたオンにすればOKです。

 

FIコン MAP番号

 

適正なエンジンMAP番号に番号を合わせます。武川製品のみ使用であれば組み合わせは全てあるので迷いません。

 

次にスロットルをゆっくり開いていって全開状態で一秒以上保持したら、またゆっくりと全閉状態にまで戻します。緑LEDが消灯すればMAP番号とスロットル位置が学習されます。

 

そうしたら、キーOFFにして番号を"5"にします。

 

説明書では標準で5に設定すると書いてあるので勘違いしやすいのですが、最初に適正なMAP番号を選択した上で、最後に"5"にします。

 

この順番を逆にしてしまうと、FIコンを入れたのにもかかわらず燃調が合わなくなるので本当に気を付けて下さい。もう一度書きますが、最初は"1"から"F"までの適正なMAP番号(上図)を選択し、スロットル位置の学習終了後に"5"にするのが正しい手順です。

 

 

この補正表は、"5"からの増減微調整を表しています。線形的に"1"から"F"まで増加して行きます。あくまで、MAP番号を選択した上での微調整であり、これはMAP番号による補正ではありません。もしMAP番号を変更するのであれば、もう一度初期設定をやり直す必要があります。"0"にしてキーオンにすれば設定が全てリセットされます。

 

設定に問題が無さそうでしたら、再度キーONにしてエンジンを始動させてみましょう。アイドリングまで正常に動作したら、またキーOFFにして外装を組み立てます。

 

AA04 AA09 JA10 JA44 FIコン

 

付属のマジックテープ(子供の靴でよく見るやつ)で車両に固定します。写真のように、FIコンの頭を車両前方に向ける場合にはギリギリの位置にしないと配線が邪魔になってしまいます。前後逆にして、配線が車両前方に来るようにした方が収容しやすかったと思います。

 

※※※

 

試走してみると、確かに上に回っている感覚がありました。

 

今までの回り具合がグアアアッであればグアアア"ア"ッといった感じで、パワーが出ているところで引っ張って行けるようになります。約9500回転までレブリミットが引き上げられ、スポーツカムシャフトが一段上になった感じです! 楽しい!

 

 

最後にゴムキャップで蓋をしておきます。完全に穴を塞いでしまう台紙(パネル)もあります。FIコン本体を外すだけで、純正状態に戻せるハーネスが残っていると思うので、無くさないよう保管しておきましょう。

 

燃調の濃い薄いですが、私がやらかした経験では、薄いとトルクが出ず失速する感じがする、濃いとスピードが出ずもたつきます。薄い場合には番号を"6"以上、濃い場合には番号を"4"以下にして調整します。ただし、正常に設定していれば"5"から動かす必要はほぼ生じないと思います。考えられる限りでは、上り坂の具合や、積載満載で運転手も重い場合に増やすぐらいでしょうか。

 

純正状態の燃料噴射量は元よりMAP番号による補正に関するデータも記載・公開されておらず、一体どれほど補正されているのか分かりません。MAP番号の変更による補正値も単純に後ろの番号になるにつれて、+αされるのかすら不明です。不親切ですね。
 

 

FIコンを導入する利点をまとめます。

 

・レブリミットの上限が増える。(FIコンのMAP番号で補正される。)

・スポーツカムシャフトとマフラーの同時装着ができる。

・ボアアップにも対応している。

 

※参考

ノーマル 約7500rpm

FIコン(純正カムシャフト)

約8500rpm
FIコン(武川スポーツカムシャフト) 約9500rpm

 

確認したところ、AA09用のFIコンは純正カムで約9000rpmまで回るようになっていました。FIコンの説明では、武川マフラーを装着する際にはFIコンが必要と記載されていますが、マフラーの説明ではFIコンが必要と説明書にも記載されていません。こういう不明瞭なところは嫌ですね。

 

今のところボアアップの予定はありませんが、車両に愛着があるので拡張性が広がったことは素直に嬉しいです。そう、今乗っている原付に愛着があるのであればオススメできます。

 

ただし、とにかく説明書がとても分かりにくいのが大きなマイナスポイントです。こういう説明書こそ、B4などの大判で分かりやすく図示すべきだと思うのですが、高価なマニュアルを見ろ、専門家(ショップ)に任せろ、と随分投げやりな感じです。こういうところで、知っているのが当然だと思い込んでいるメーカーの姿勢が浮き彫りになりますね。そりゃ新規ユーザーも増えないよなあ。分かりやすく説明することは、何事においても一番難しく重要です。

 

FIコン取り付けにあたってもっとも難易度の高かった壁が説明書を読み解くことでした。いや、本当にこの取り付けには苦労しました。見づらいし小さいし分かりづらいしで本当にもう嫌になりましたよ・・・。だからこそ、無事に取り付けできたときの達成感は今までの中で一番でした!

 

それでは今回はここまで。前編後編設定編と、今までの記事で最長の長さになりました。疲れました!!!!

 

 

今回使った物

 

・SP武川FIコントローラー(AA04

 

その他型式用

・50cc用 AA09 / AA06(クロスカブ)

・110cc用 JA10 / JA44 / JA45(クロスカブ)

 

※AA04/JA10時代のプロの型式は同じですが、2016年以降のプロは型式が違うので適合しません。

 

JUGEMテーマ:車/バイク

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>

ad

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM